親指の付け根が痛い…その痛み、CM関節が原因かもしれません

「ペットボトルのふたを開けると親指の付け根が痛い」
「ビンのふたを開けるのがつらい」
「雑巾を絞ると、親指の付け根にズキッと痛みが走る」
「スマートフォンを持っていると親指の付け根が痛くなる」
このような症状でお悩みではありませんか?
手首の痛みというと、手首そのものに原因があると思われがちですが、実際には親指の付け根にある関節が痛みの原因になっていることがあります。
その代表的なものの一つが、母指CM関節の痛みです。
今回は、親指の付け根が痛くなるCM関節について、痛みが出やすい場所や日常生活での特徴も含めて、分かりやすくお話しします。
「CM関節」ってどこ?

まず、「親指の付け根」といっても、痛みが出る場所はいくつかあります。
母指CM関節は、親指の付け根から手首に近い部分にあります。
親指を手のひらに向かって曲げたり、人差し指と向かい合わせたりすると、その根元には大きく動く関節があります。
この関節が母指CM関節です。
手のひらを上に向けた状態で見ると、親指の根元のふくらみの奥から、やや手首側にかけてがCM関節のある位置になります。
そのため、CM関節に負担がかかっている場合、
「親指の付け根が痛い」
という感覚だけでなく、
「親指側の手首の近くが痛い」
と感じることもあります。
また、親指を動かした時に、親指の根元から手首側にかけて痛みが響くように感じることもあります。
どんなところが痛くなる?

CM関節周辺の痛みは、必ずしも一点だけに限られるわけではありません。
例えば、
・親指の根元の関節周辺
・親指の付け根のふくらみ周辺
・親指の付け根から手首に近い部分
・親指側の手首周辺
などに痛みを感じることがあります。
特に、親指を大きく開いたり、物をつまんだり、握った状態でひねったりすると、親指の付け根の奥に痛みを感じることがあります。
「親指を動かすと、付け根の一点が痛い」
「親指の根元から手首側まで痛い」
「物をつまんだ時だけ、親指の付け根にズキッとする」
という場合には、CM関節周辺に負担がかかっている可能性があります。
また、症状が進行すると、親指の付け根周辺が膨らんできたり、親指を外側へ開きにくくなったりすることがあります。
以前は普通にできていた「親指を大きく開く」「物をつまむ」といった動作がしづらくなってきた場合は、注意が必要です。
ただし、親指側の手首には、CM関節以外にも腱や腱鞘などがあります。
そのため、「親指側が痛い=CM関節」とは限りません。
痛みの場所だけで判断するのではなく、どの動作で痛みが出るのか、親指がどの程度動かしにくくなっているのかなども確認することが大切です。
こんな動作で痛みませんか?
CM関節周辺に負担がかかっている場合、次のような動作で痛みを感じることがあります。
☑ ペットボトルのふたを開ける
☑ ビンのふたを開ける
☑ 雑巾を絞る
☑ ハサミを使う
☑ 洗濯物を強くつまむ
☑ スマートフォンを長時間持つ
☑ 荷物を持つ
☑ 親指を大きく開く
特に、「つまむ」「握る」「ひねる」という動作で痛みが出る場合は、親指の付け根に負担がかかっている可能性があります。
なぜCM関節に痛みが出るのでしょうか?
CM関節の痛みというと、
「年齢のせいだから仕方ない」
「手を使いすぎたから」
と思われることもあります。
もちろん、年齢による関節の変化や、手の使い方が関係することはあります。
しかし、同じように手を使っていても、痛みが出る人と出ない人がいます。
ここで大切なのが、「なぜ、その場所に痛みが出ているのか?」ということです。
手は単独で動いているわけではありません。
手首、前腕、肘、肩など、腕全体が連動して動いています。
さらに、腕の動きは肩や背中、体幹の動きとも関係しています。
そのため、親指の付け根に痛みがある場合でも、親指の付け根だけを見ていては、親指にどのような負担がかかっているか分からないことがあります。
「痛いところ」だけを見ていては分からないことがあります
親指の付け根が痛いと、
「親指の付け根に問題があるのだから、そこを治せばいい」
と思われるかもしれません。
もちろん、痛みが出ている場所の状態を確認することは大切です。
しかし、おおぞら整骨院では、「なぜ、そこに痛みが出ているのか?」ということが重要なのです。
身体は、手だけ、腕だけ、肩だけが単独で動いているわけではありません。
手首、前腕、肘、肩、背中、骨盤など、身体全体がつながりながら動いています。
そのため、親指の付け根に痛みがある場合でも、親指の付け根だけを見ていては、親指にどのような負担がかかっているか分からないことがあります。
そこで、おおぞら整骨院では、痛みのある場所だけではなく、身体全体のバランスや動きを確認します。
身体全体のバランスを見るのは、単に「どこに負担が集中しているのか」を探すためではありません。
身体全体のバランスを見ることで、なぜ親指の付け根に痛みが出ているのか、親指にどのような負担がかかっているのかを考えるためです。
「身体全体がどのような状態になっているのか」
「それぞれの部分がどのように動いているのか」
を確認しながら、負担のかかり方を見ていきます。
だからこそ、痛みのある場所だけを見るのではなく、身体全体のバランスを見ることが大切なのです。
ドケルバン病とは違うの?
親指側の手首の痛みでよく知られているものに、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)があります。
ドケルバン病では、一般的に親指側の手首付近に痛みが出やすく、親指を動かしたり、手首を動かしたりすると痛みが強くなることがあります。
一方、CM関節の痛みでは、親指の付け根の関節周辺から手首側にかけて痛みを感じることがあります。
この2つは痛む場所が近いため、
「親指の付け根が痛いから腱鞘炎だと思っていた」
ということもあります。
そのため、痛みの場所だけでなく、
「どの動作で痛むのか」
「親指をどう動かすと痛いのか」
を確認することが大切です。
痛みを我慢して使い続けないことも大切
手は毎日の生活で必ず使います。
仕事だけでなく、料理、洗濯、掃除、スマートフォン、買い物、荷物を持つなど、手を完全に休ませることはなかなかできません。
そのため、
「少し痛いけど、そのうち治るだろう」
と使い続けてしまう方も少なくありません。
しかし、痛みがある状態で同じ動作を繰り返していると、さらに負担がかかってしまうことがあります。
まずは、どの動作で痛みが出るのかを確認すること。
そして、その動作を必要以上に繰り返さないことも大切です。
おおぞら整骨院では「痛い場所」だけを見ません
おおぞら整骨院では、親指の付け根や手首に痛みがある場合でも、痛い場所だけを見て施術を行うのではなく、
「なぜそこに痛みが出ているのか?」
ということを大切にしています。
親指や手首の動きだけではなく、前腕や肘、肩などの動きも確認します。
さらに、身体全体のバランスや動きを見ながら、普段どのように手を使っているのかも確認します。
「親指の付け根が痛いから、親指だけが悪い」
とは限りません。
身体はそれぞれの部分が単独で動いているのではなく、互いに関係しながら動いているからです。
こんな症状がある方は一度ご相談ください
・親指の付け根が痛い
・親指の付け根から手首側が痛い
・親指側の手首が痛い
・物をつまむと痛い
・ペットボトルのふたを開けると痛い
・雑巾を絞ると痛い
・スマートフォンを持つと痛い
・親指が開きにくくなってきた
・親指の付け根が膨らんできた
・痛みが何度も繰り返している
このような症状がある場合、単純に「手の使いすぎ」と考えず、一度身体全体の状態を確認してみることをおすすめします。
親指の付け根の痛みは、毎日の生活の中で少しずつ不便を感じるようになり、気がつけば「ふたを開ける」「物をつまむ」といった当たり前の動作までつらくなることがあります。
だからこそ、痛みを我慢し続けるのではなく、早めに身体の状態を確認することが大切です。
「親指の付け根が痛い」
その症状だけを見るのではなく、身体全体のバランスから負担のかかり方を考えてみませんか?
おおぞら整骨院では、一人ひとりの身体の状態を確認しながら、痛みのある場所だけにとらわれない施術を行っています。